流行中のノロウイルスに感染。症状を記してみる。

症状は急に深夜からきた。

もぞもぞと湧き上がってくるように便意を感じた。
トイレにかけこんでみれば、「うぇぇぁぁぁ飲み物を飲みすぎたかな?」と思うような水うんこ。済まして寝床に戻ってみても異変は止まらない。

3回ほど繰り返して、「これはただの下痢じゃない・・・」と悟り、体中から水分が失われていることに段々と危機感が増してくる。どこにこんな水蓄えているんだと思うくらいに噴出される。

しかし、水を飲んでも、どんどん排出される。
水分を吸収してくれる直腸さんがお亡くなりになってしまったのか。

不思議なことに痛みはなかった。お腹、アナルどちらも。
吐き気は、一時はしたが、継続するものではなく、すぐ収まった。
咳や頭痛もするわけでもなく、ただ粛々と水うんこを出す体になっていた。

このため、どこか冷静にトイレに篭ることができたと記憶している。

翌日の朝。相変わらず水うんこは止まらないが、頻度が減り、小康状態といった感じになってきた。そこで、とりあえずコンビニに赴き、ポカリを購入。
午前中はポカリをちびちび飲み、安静にしていた。

だが、夕方近くになっても、水うんこの頻度こそ減ったが、症状が改善されない。
むしろ、頭がボーっとしてきて、熱を測ってみると、38℃を超えていた。
そこで病院に行くことを決意。

道中は便意を催すことに恐怖を感じていたが、自分の直腸と括約筋は耐えてくれた。偉い。

病院に行ってみたものの、正直ノロウイルスではないだろうと高をくくっていた。
ノロウイルスは嘔吐が酷いらしいし、自分、そんな流行り物になんかかかりません。
しかし、診察を受けてみれば、即「十中八九、ノロウイルス!」と言い切られてしまった。

お医者さん曰く、ノロウイルスは検査できないから、絶対ではないらしいが、間違いないだろうと。でも、最近貝類とか、刺身食ってないっすよ!と抗弁しても生暖かい目で見られてしまった。そうして自分がノロウイルス患者であることを受け入れることができた。

残念ながら、ノロウイルスには特効薬は存在しない。
2日間も安静にしていれば、完治してしまうからだ。
だけど、食欲不振を解消する薬と整腸剤を処方してくれた。

正直食欲は一ミリも感じなかったが、飯は食べられるなら、食べても問題ないらしい。

お医者さんは、「梅干入ったおかゆが一番良いよHAHAHA」と仰ったが、「でも、作ってくれる人いないんですよね」と返事したら、「HAHAHAそうかい、ならおかゆセットを買うといいんじゃないの?」とつれないことを仰る。熱も出てきてフラフラになってきたというのに。

あと、飲み物はポカリでいいっすか?と尋ねるとポカリは電解質が入っていないから、アウツらしい。薦められるがままに、経口補水液「OS-1」を3本ほど薬局で買った。
心身が弱っていると、疑う心がなくなっちゃうね。別に嘘じゃないと思うが。

経口補水液 オーエスワン(OS-1) 500ml×24本
 

病院から帰ってくると、お薬を飲んで、浅い眠りを繰り返しながら、夕方から翌日の朝まで、ひたすら寝た。途中トイレに目覚めることもあったが、今度は、発熱との戦いだった。

熱が出て、浅い眠りだと夢を見る。
風邪ひいてるときの夢は大抵変なものだ。
覚えているのは「洗濯する夢」と「被災者を公園に誘導する夢」。

大量の衣服を2つの洗濯機に分け、洗剤を投入する。やっぱりやーめた!と思い、片方の洗濯機から衣服と洗剤をわざわざ素手でかきだす。それから、一つの洗濯機にまとめて入れて、やっぱりやーめた!(略

自分で見た夢だけど、意味不明すぎて目覚めたときに愕然した。
洗濯ものはたしかに溜め込んでいて、早く洗わなきゃ!と思っていたが、ループする理由が分からない。ていうか、うちに洗濯機は二つもない。

被災者を公園に誘導する夢」も良いものではなかった。

駅にあふれかえった被災者がいて、自分はそれを避難地「山下公園」に道案内する。
なぜ東京住まいの自分が何故横浜の行ったこともない公園に案内するのか。
さらにいうなら、そういうボランティアみたいな経験もない。

そして、悔しいことにこの夢でも、山下公園にはたどり着けず、不本意な結果になった。

まず自分は山下公園にいたはずなのに、いざ誘導するときになると道を忘れている。
スマホの地図アプリを起動しても、慣れ親しんだアプリではなく、無駄に3Dを駆使した高性能アプリとなっていて、使い方がわからず、焦るばかり。
終いには、被災者にブーブー非難され、「あぁああぁぁあああ嗚呼ぁぁああなんじゃこりゃーーー!!!」となったところで、目が覚めた。

そんなクソみたいな夢に翻弄されながら、朝を迎えた。

全身汗だくのぬれぬれになったためか、熱は下がっていた。
朝の時点では、水うんこだったが、夜には、遂に固形混じりのうんこも出てきて、快調の兆し。病院でもらった整腸剤の効き目すごかったんだろうか。

そして、その日も安静にして、さらに翌日。
ノロウイルスが発症して、2日目で、やっと固形うんこに出会うことができた。
たった2日ぶり程度なことなのに、親しい友人と邂逅を果たしたかのような感動に包まれたのを覚えている。

治りが早いってのは本当のことのようで、食欲も回復し始め、発症して2日で完治といってもよい状態になった。

回復後の飯がとにかく、うめぇうめぇ。体重が3キロも落ちていたが、直に元に戻るだろう。

治ってしまうとあっという間だったが、ホント辛い症状だった。
嫌らしいことにノロウイルスは免疫ができないから、これからも感染する恐れがあるが、もう二度と罹りたくないもんだ。

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